統計検定を取って、データサイエンティストとして活躍しよう!対策と体験談を紹介!

統計検定を取って、 データサイエンティストとして活躍しよう! 対策と体験談を紹介!

はじめに

こんにちは、機械学習講師インターンの有吉です。この記事では統計検定 2 級について下記の方を対象に解説します。

こんな人におすすめ
  • 統計検定2級にチャレンジしてみたい
  • 統計学の知識を資格にしたい
  • 将来データサイエンティストとして働きたい
有吉 優樹
有吉 優樹

大学院入試直前に統計検定 2 級を取りました!

これから挑戦する人にわかりやすく解説します!

受験のきっかけと準備

私は 2021 年の 7 月に統計検定 2 級を受験しました。この記事では統計検定を受けようと思ったきっかけや準備したこと、これから受けようとしている人に向けて統計検定の対策について書いていきます!

受験のきっかけ

きっかけは大学院の入試でした。前年度までは必要なかったのですが、受験資格として統計検定 2 級が必要となりました。
正直、それまでの大学生活 4 年間はデータの分析方法に注力しており、数理には目を瞑ってきました。必要と知ったのが 6 月で 7 月末が出願の締切だったのでその時は非常に焦りました。

準備

①過去問題

急いで勉強を進めないと出願に間に合わなくなると考えまずは統計検定の全容を掴むために過去問題を解いてみました。
そうすると点がよく取れているパートと全然取れていないパートがあることに気づきました。
私の場合は期待値や分散の計算、検定の分野がボロボロでした。

大学などである程度学んでいる方はまずは過去問題から初めてみるのがおすすめです。
また、後述するのですが、最新の公式過去問題集では分野別の問題解説がかなり詳しく収録されています

※模擬問題 1 回分しか問題は入っていないので 2 つ併せて購入してみてください。

②分野別の対策

次は分野別の対策です。自分が苦手な箇所を書籍やWebサイトを使いながら知識を深めていく必要があります。
しかし、書籍によっては難易度の高いことも書いてあることがあります。過去問と照らし合わせながら、どのレベルの知識が必要なのか見極めましょう。

また、皆さんが一番苦戦するのは検定でしょう。こちらは種類が多くあり混乱してしまうと思います。
コツは体系的に整理することです。それぞれの非常に複雑な数式が出てきますが、まずは式の内容を理解する前に『どのようなことを調べるために使うのか』『計算結果から何がわかるのか』を把握しておくと理解がしやすくなります。
誰しもが苦戦する箇所なので、1 つ 1 つ焦らずに理解を進めていきましょう!!

おすすめ書籍

統計学入門 – 東京大学出版会

こちらは網羅的に知識をつけることが出来ます。統計検定2級だけでなく今後も使っていける書籍になっています。

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[CBT対応版]

こちらは前述の通り分野別の解説がしっかりとしています。

おすすめWebサイト

【完全網羅】統計検定2級チートシート | とけたろうブログ

こちらはそれぞれ必要となる用語の解説が記載されています。また、詳細な内容についてもリンクが貼られているので、1つ1つきちんと理解しながら進められます。

統計学の時間 | 統計WEB

こちらは難易度ごとにStep分けをしており、練習問題もついているWebサイトです。非常に解説もわかりやすく、自学習に適しています!

③過去問題

再び過去問題です。演習を通して自分がどれだけ点数が取れるようになっているのか確認していきます。そして弱点が明らかになった場合は分野別の対策に戻るといったサイクルで勉強を進めていきましょう!

試験内容と難易度

統計検定の難易度としてはやや高いです。

ほとんどの問題は過去問題を解けるようにしておけば解答できるレベルですが、2 割ほど非常に難しい問題が出題されます。統計検定は成績優秀者 (正答率 80% 以上)を表彰しているので差別化するために出題されていると思われます。

また受験形式は CBT (Computer Based Testing【コンピュータ ベースド テスティング】)です。
全国200箇所に用意されているコンピュータを使って試験を受けます。受験日時や会場も自分の都合や勉強計画に合わせて柔軟に選択することが可能です。

持ち込めるのは電卓 (関数電卓は不可)のみです。会場でメモ用紙とボールペンが配布されます。分散や期待値の計算で電卓は必ず使うので忘れないようにしましょう。√ 機能がついているものが望ましいです。

試験時間は90分で100点満点中60点以上で合格です。また、試験直後に試験結果レポートが提示され合否がわかります。

受験前の心構えと注意点

CBT 形式ですが初めは慣れないと思います。パソコンの画面に問題が表示され、手元にある紙と電卓を使って解いていきます。
一度過去問を書籍で解くのではなく、パソコンに表示させた状態で解いておくと慣れることが出来ます。

またあまり気負わないことも大切です。紙媒体だったときは 1 年に 1 度しかテストがありませんでしたが、CBT 形式は何度も受けることが可能です。もし落ちてしまっても果敢にチャレンジしてみてください!

合格体験談とアドバイス

かくいう私も 1 度不合格になっています。というのも 1 度目に受けた際は過去問を 1 度解いただけで受験してしまいました。初の CBT 形式で慣れず、お金もかかっているので緊張し、選択形式故に自分の回答が信じられなくなり大失敗しました。2 度目の受験では上記に挙げたような流れで勉強を再度進め、見事に合格することが出来ました!(78 点だったので惜しくも優秀者にはなれず…)やはり非常に難しい問題は出題されるので、その問題に直面したときに焦らず他の解ける問題を丁寧に解いていくことが合格の近道です!

まとめ

統計検定 2 級について解説してきました。上記に挙げたような書籍やWebサイトを有効活用して勉強を進めてみてください!皆様の合格を祈っております!!

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